マリー・ローランサンとココ・シャネル 成功を収めた2人の共通点
はじめに
こんにちは!ルナログのルナです!😊
先日、京都市京セラ美術館で開催されている「マリー・ローランサンとモード展」に行ってきました。
ここでは、1920年代パリで活躍したマリー・ローランサンとココ・シャネル2人の活躍を観ることができます。
今回は、山口路子著の「シャネルの言葉」とともに綴っていきます。
マリー・ローランサンが描いた肖像画の受け取りを拒否するシャネル
成功の証として肖像画をマリー・ローランサンに依頼したシャネル。
優しい印象を与える絵に「自分のイメージとは合わない」と描き直しを要求します。
そこでマリー・ローランサンはその描き直しを断り、肖像画は受け取り拒否となりました。
後にマリー・ローランサンは「シャネルはいい娘だけど、オーヴェルニュの田舎者よ。あんな田舎娘に折れてやろうとは思わなかった。」と周りに言っていたと伝わっています。~京セラ美術館マリー・ローランサン展の掲示より~
どちらも譲らない気の強さですね😂
気の強さは成功の鍵?
「気の強さ」と言われると、悪いイメージが浮かびますが、それは同時に「自分を突き通す強さ」でもあると思うのです。
気の強い女性というのは敬遠されがちですが、何かを成し遂げるうえでの鍵になっていると感じます。
山口路子著の「シャネルの言葉」にも、「私は常に傲慢だった」とあります。
私たちは普段、日常の中で自分が悪いと思っていなくても、事がうまく回るように謝る場面ってありますよね。
私も最近、そんなことがありました。😭
自分の気持ちを曲げるとき、事がうまく回っても心にモヤモヤが残るのです。
私たちはもっと気を強く、傲慢に生きていっていいのかもしれません。
「奇抜さはドレスの中ではなく、女性の中になくてはならない」シャネルの言葉より
着飾ることで魅せてきたシャネルが生きた時代は、ファッションや見た目でジャッジされる場面が多くあったのだと思います。
今の時代でもそうですよね。😦
だからこそ女性の中にある奇抜さ、自分を突き通す強さのようなものをシャネルは魅力に思ったのでしょうか。
「奇抜さを持つ」という言葉のチョイスが、人によって受け取り方が変わる、不思議と強さを与えてくれる言葉だと感じました。
京セラの「マリー・ローランサンとモード展」では、シャネルの作品も展示されています。
終わりに
いかがでしたか?
1920年代のパリ、2人の女性の飛躍を見てエネルギーをもらいたい!そんな気持ちで訪れた美術館。
時代背景や二人の関係を知ることができ、強気のエネルギーに満ちた休日でした。
展示は6月11日までです♪
紹介した本
「シャネルの言葉」山口路子著